皆さんこんにちは!てとらです!
本日は、VTuberになる方法、2019年版を紹介します。
VTuberが現れ始めたときは、ソフトなどはなく自分でUnityを駆使してセットアップする他ありませんでしたが、今となっては簡単にVTuberになれるソフトがたくさんあります。
そこで、黎明期から始め現役でVTuberをやっているぼくがおすすめするVTuberになれるソフトをまとめたいと思います。
てとら
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目次
2D
FaceRig(Live2D)
概要
2DのVTuberといえば、だいたいこのFaceRigを使用しています。VTuberが流行る前からあるソフトです。
顔の表情や傾き程度の動きであれば表現できます。
手軽さ
モデルさえ作ってしまえば、FaceRigに読み込むだけでWebカメラによるトラッキングができます。モデルを作る作業は独特で、Live2Dで設定するのがちょっと大変です。素人は詳しい人にやってもらったほうが良いかもしれません。
(ぼくは、その作る過程も含めてVTuberの面白いところだと思っています)
自由度
体や顔の傾き、リップシンク、瞬きに対応しています。2Dなので自由度はほとんどありません。
FaceRigで3Dのモデルを動かすことができるらしいですが、この紹介には含みません。
費用
最低限、Webカメラが有れば動きます。
Webカメラ 5,000円程度
動画投稿サイトで収益が月額500ドル未満であればClassic版1,878円、それ以上であればPro版8,458円のライセンス料がかかります。
FaceRigライセンス料 1,878円~
https://www.live2d.com/ja/news/facerigstudio-newlicense
3D
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Luppet
概要
WebカメラとLeapMotionだけで完結するように作られたバストショット特化の3DVTuber向けのソフトです。
手軽さ
VRMモデルを用意してPCにLeapMotionとWebカメラを接続するだけで簡単に3Dのモデルを動かすことができます。細かい設定はできませんが3Dのモデルを動かすソフトの中で最も手軽だと思います。
自由度
ヘッドトラッキング、手、指、瞬きのトラッキングが可能です。ダイナミックな動きをすることはできませんが、VTuberっぽいことを卒なくこなすことができます。
LeapMotionを使用することにより、コントローラーやグローブデバイスなしで細かい指の動きまで再現できます。オブジェクトの持ち込みができないので、クロマキーで抜いて他の映像と重ねて使います。
費用
必須のデバイスがあるので費用はそれなりにかかります。VR機器を用意するよりは安価ですみます。
体験版は無料ですが、透かしのロゴが入っているのでライセンス購入が必須です。動作確認を体験版でして実際に利用する際にライセンス購入しましょう。個人利用の場合はライセンス料が5000円の買い切り制です。
Personalライセンス料 5,000円
バーチャルキャスト
概要
VR機器を使用してキャラクタを動かすことができます。ニコ生と連携してコメントを出したりできます。
また、ネットを介してゲストを呼ぶことができるのがこのソフトの魅力です。
手軽さ
必要な機能はだいたい入っている感じです。
自作モデルの導入には、VRMモデルをニコニ立体にアップロードする必要があります。
自由度
2月23日に行われたアップデートにてバーチャルキャスト内にアイテムを持ち込めるようになりました。
THE SEED ONLINEに会員登録をして持ち込みたいアイテムをアップロードする必要があります。
情報が少なく、あまり普及していない印象。(バーチャルキャストだけでなく、VR環境のデータ共有化を目指し提供されておりカスタムキャストやSHOWROOM Vなどのサービスでも連携が予定されているとのこと)
費用
VR機器がネックになります。VR機器を使う場合はおおよそ5万円程度かかります。
VR機器 5万円程度
とにかく手軽にするのであればOculus Rift Sがおすすめです。外部センサが不要になり前モデルよりも利便性がましています。
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VRChat
概要
VRChatはVR空間上でチャットをするソーシャルVRプラットフォームです。
手軽さ
VRChatはもともと不特定多数でチャットをするソフトですので、大人数で撮影するのに向いています。
自由度
ベースはUnityです。スクリプトが使えないので自由度は下がりますが、VRChat SDKで提供される機能を駆使して様々な表現をしようと皆さんしていますね。
費用
モーションキャプチャをするためにはVR機器が必要です。
VRChat自体はVR機器なしでも動きますが、体で表現ができないのでVR機器でのモーションキャプチャを推奨します。
VR機器 5万円程度
とにかく手軽にするのであればOculus Rift Sがおすすめです。外部センサが不要になり前モデルよりも利便性がましています。
Unity
概要
簡潔に言えば、ソフトを作るソフトです。自分の想いのままのVTuberを制作することができます。
手軽さ
手軽と言うには程遠いソフトです。起動した時点では何も配置されていないシーンがただあるだけで、そこに自分で必要な機能を作っていきます。
VTuber制作を簡単に説明すると、モデルを配置してVR機器のポジションとモデルをリンクさせて動かします。マイクで音を拾いモデルの口も動かすリップシンクを追加したりして、自然な動きを自分で作り出す必要があります。
自由度
自由度の面では他のソフトの比較にならないほど自由です。神になれます。物理演算すら操作できます。Unityはゲームエンジンで主にゲーム制作に使われています。(ポケモンGOとかもUnityで作られたアプリ)
自由にモノの配置ができますし、スクリプト(C#言語)を書けばありとあらゆることができます。APIでYouTubeからコメントを取得することもできますし、とにかく自由度が高いです。(VTuberに限らず、ゲーム制作やVRコンテンツ制作に使えるので個人的に強くおすすめします)
費用
VR機器がネックになります。VR機器を使う場合はおおよそ5万円程度かかります。
VR機器 5万円程度
とにかく手軽にするのであればOculus Rift Sがおすすめです。外部センサが不要になり前モデルよりも利便性がましています。
フルボディ(全身)トラッキングするのではればHTC Viveがおすすめです。Vive Trackerを使用して足を動かすことができます。
個人利用で収入が年間10万ドル(1000万円)以下であれば、無料でPersonal版を使用することができます。
参考 各バージョンの料金表Unityhttps://store.unity.com/ja
まとめ
いろいろ紹介しましたが、ぼくはUnityをおすすめします。VTuberに限らず、プログラムの表現できる限りなんでも作れるのがUnityです。
他と比べると難しいですが、その過程も含めて自分の頭の中のアイデアを具現化できるって面白いなあと思います。
表現の限界を目指して極めるのであればUnityですね。
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