ぼくも2020年卒の就活生ですので、ゲーム業界で最も有名な任天堂に制作企画系(ゲームプランナー)としてエントリーしました。
ESは無事通過し、筆記試験も受けてきました。
今回はES対策についてお話したいと思います。
なお、ESの内容を保証するものでも、この通りにすればESが通るということでもありません。
てとら

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学歴は重要か?
多分、一番気になるところではないでしょうか。任天堂といえば高学歴が多いことで有名ですし、エントリーの時点で学歴フィルターがあり、高学歴以外を足切りしているのではないかという話もありますね。
ぼくは学歴で下駄を履いているわけではないのですが、ESは無事通過しましたので、学歴による足切りは無いと思います。
制作企画系はエントリーシートとは別に創作活動紹介シートというものを提出する必要があり、これまでの創作活動の経験を2つまで紹介することができます。逆に言えば、学歴があったところで創作活動の経験がなければESの通過は難しいのではないかと考えます。
社員懇談会の参加は必須か?
任天堂には新卒採用イベントとして社員懇談会が複数回、京都の任天堂本社開発棟にて開催されています。社員懇談会の内容はというと、二部構成になっており、一部は社長講演があり「任天堂はどんな会社か」と「任天堂で働く社員に求められること」が聞けます。二部では先輩社員との懇談があり、職種ごとのグループに別れ、先輩社員と直接お話できます。
社員懇談会への参加の有無は選考に影響があるのではないかと思ってしまいますが、新卒採用のページには「※社員懇談会へのご参加有無は、新卒採用選考とは一切関係ありません。」と書かれています。
つまり、参加しなくても参加していないからという理由で落とされることは無いということです。
実際に、ぼくも社員懇談会には参加していません。理由は前にお話した学歴フィルターの件で、ぼくが通るはずないと思っていたからです。(参加しなくても普通に通りましたけどね)
ただ、参加したほうが、実際に任天堂の雰囲気が感じられたり、先輩社員にアドバイスももらえるのではないかと思うので、どうしても任天堂に入りたいんだという方は参加したほうが良いでしょうね。
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選考プロセス
任天堂の選考プロセスはそれほど複雑ではありません。
ぼくの年度の日程は以下になります。
◆エントリーシート/創作活動紹介シート選考(Web)
○エントリーシート/創作活動紹介シート提出期間:3月11日 12時~4月11日 12時
合否の連絡期日は6月3日(実際にES通過の連絡が来たのが5月14日)
合否はメールで送られてきて、ES通過したことと筆記試験が来週あることを告げられます。
◆筆記形式の適性検査(京都・東京)
5月21日 13:20~(試験自体は95分)
私は関西に住んでいますので、京都の任天堂本社開発棟にて筆記試験がありました。
筆記試験の対策については後日紹介したいと思います。
◆一次面接(京都)
個人面接
◆最終面接(京都)
個人面接
エントリーシートについて
エントリーシートの内容は、自分がどんな人間であるかを書くことが多いです。
専攻している分野や学業で力を入れたこと、学外でどのようなことをしてきたか、ぼくはVRについて勉強していることを書きました。
好きなゲームを聞かれた際に、任天堂のゲームを挙げた方が良いのか、本当に自分が好きなゲームを挙げた方が良いのか迷いますが、ぼくは正直に「塊魂が好きだ」と書きました。(ついでに任天堂スイッチでリメイク作品が出て嬉しいですとも書きました)
自分がどんなタイプの人間かということに関しては、素直に自分がどんな人間であるかを書きましたが、それが結構マイナスイメージなことだったので、そのような人間であるというのを自覚しているのでこのような対策を講じています。と補足して書きました。
なぜ制作企画という職種を選んだのかということも聞かれますが、掘り下げて答えたほうが良いでしょう。例えば「ゲームを作りたいから選びました」だとプログラミングでもゲームは作れるよね?となってしまうので、制作企画(ゲームプランナー)だからこその理由が必要です。
他にもいろいろ聞かれますが、総じて素直に思ったことを書きました。しかし、それがマイナスにとられる場合は、どのような対策を講じているかということを書いておけば問題ないと思います。
創作活動紹介シートについて
創作活動紹介シートでは、これまでの創作活動の経験を2つまで紹介できます。
創作物がどのようなものであるか、活動時期や期間、発表した方法や媒体、その評価。取り組んだことを完結に紹介し、どの点が画期的であったかを明確に書きます。
また、自分がアピールしたいことをPDF形式にまとめていくらでも紹介することができるので、存分に紹介しましょう。
ぼくは、チーム制作で作った、VRと非VRプレイヤーがローカルな環境でマルチプレイができるゲームを紹介しました。今年は任天堂もVR Kitを出していて、VR KitのVR外のインタラクションの発明と、ぼくもVR外のインタラクションを用いたゲームを作っていたことが似ていたのでそこをアピールしました。
もう一つは、てとらというキャラクタIPについて紹介しました。
そう、ぼくそのものを紹介しました。皆さんに愛されていることも。
企画、プログラミング、モデリングを一人でこなしていることと、何にでも挑戦しているということをアピールしました。
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まとめ
実際にどの部分が評価され、ESが通過したのかは定かではありませんが、「正直に書く・マイナスの場合は補足する」「明確なコンセプトを持った創作物を作る」を心がけましょう。
少なくとも、学歴フィルターは無いことは確認済みなので安心してエントリーしてみてください!
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